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[書評] 朝11時までメールは読むな  ~「後悔しない決断」の技術~

これは本のタイトルはミスリードか?副題の『「後悔しない決断」の技術』の方がこの本の中身を表していると思う。17の章からなり,概ね設問形式ですすんでいく。設問があり,1,2,3といった回答例を読者が選び,読み進めると回答があり,解説がある,という流れ。最初の方は常に正解を選び続けられたので,正直あまり面白い本とは思わなかった。中身に反対ということはなく,概ね同意しながら読めるのだけど,目からウロコのよ...

[書評] ギリシア神話を知っていますか

先日読んだ「私のギリシャ神話」と被ってしまうが,こちらがタイトルに「私の」がついているとおり,かなり私見等を交えたものに対し,本書はもっとギリシア神話自体をなぞっていったもの・・・だと思う。本自体は相変わらず楽しく読めました。やっぱり「私のギリシャ神話」とある程度内容重なりますが。ギリシア神話の特に有名は話をざっくり知りたい人にはお勧めです。ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫)(1984/02)阿刀田 ...

[書評] なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか

[書評] 甲骨文字に歴史をよむでも出てきたように,歴史書というのはその時代の権力者によって都合のよいように書かれるものだ。さて日本書紀は天武天皇(舎人親王)が編集を指揮して作られたとされている。wikipediaを見てもそうなっている。本書はまずその前提を疑ってかかる。まず,天武天皇が日本書紀を書かせたと思われている理由は何なのか。それは日本書紀自体に「天武天皇は彼ら(諸王・群臣)に向かって,帝紀と上古お諸事...

[書評] 雑談力が上がる話し方

「雑談力」私が苦手とする力で,必要性も感じていて,タイトルを見て,これは!と手にとった本。期待が高かった分,ちょっと物足りなさが残った。いくつか自分のポイントを。・「中身が無い」ことに意味がある・「結論」はいらない・サクっと切り上げる・「内容」よりも「行為」に意味がある・「自意識」「プライド」のハードルを下げると,ラクになる・日常生活のトラブルは絶好の雑談チャンス・「誰々が言ってた話」も有効なネタ...

[書評] リーダーの条件が変わった

「はじめに」で,「能力なきリーダーしかいない日本の不幸」と厳しい言葉。しかしそれを特にこの数年間は思い知らされる時代だったと言える。長引く経済の停滞と東日本大震災という近年では未曾有の危機を迎え,「有事に力を発揮するリーダ」が待ち望まれたが,結局現れなかった。それでは実際どんな能力を持ったリーダーであればこの問題をよりよく解決できたのか?できるのか?その答えが書かれた一冊。最後の第四章には「私が「...

[書評] 風が強く吹いている

青春物語の小説。これ映画かしたらいいよなぁと思ったら,既に映画化されていました。こちら寛政大学に入学した主人公の”走(カケル)”は高校生時代に既に天才ランナーとしてダントツの記録を残していたが,監督を殴るという問題を起こしている。ただ「記録」だけを求める指導がいやだった”走”だが,だからどうすればよい,というのが分からずにいる。そんな”走”を再び陸上の世界に連れ戻す,第2の主人公とも言える寛政大学4年の”...

[書評] 甲骨文字に歴史をよむ

中華人民共和国において「正史」となっている歴史書の一つ,「史記」。伝説上の帝である黄帝(紀元前2500年頃)から,前漢の武帝(紀元前100年前後)までを記載している。しかし,史記が司馬遷によって記載されたのは,前漢の中期の頃(紀元前91年頃。byWikipedia)。さらに,その史記が参照している資料は春秋時代~前漢初期(紀元前800年~紀元前200年頃)のものである。そうすると,今のように記録がいろいろ残る時代ではない中...

[書評] 任せる技術

ある程度,職場のリーダーや管理職という立場になってくると,周りに「仕事を任せる」ことで全体のアウトプットを高めていくことが必要になってくる。よく言われる話だ。しかしどのくらいのレベルを任せればいいのか,どのくらいの粒度で任せればいいのか,いつまで任せていればいいのか,などなど,人に仕事を任せるときというのは悩みが尽きない。自分でやるより悩みが尽きない。この「人に任せる」ことに特化した本。表紙にも書...

[書評] 四つ話のクローバー

自己啓発本。といってもビジネス的な自己啓発本というよりも,人生として必要なことを伝えてくれる,4つのミニストーリーです。かるーーく読めて,私は速読とかができるわけではないですが,10分くらいで読めます。それだけかるーーく読めて,自分を見直すきっかけをもらえる一冊です。四つ話のクローバー(2011/04/22)水野 敬也商品詳細を見る...

[書評] 私のギリシャ神話

私のギリシャ神話ギリシャ神話を頭から解説した本ではない。まえがきから引用すれば,むしろ小説家としての特徴を生かし,こむつかしい勉強よりギリシャ神話がどんなにおもしろいか,そこに焦点を絞ってお話を進めたいと思う。ということだ。扱われる人物(神々)は,1.プロメテウス,2.ゼウス,3.アルクメネ,4.ヘラクレス,5.アプロディテ,6.ヘレネ,7.ハデス,8.アポロン,9.ペルセウス,10.アリアドネ,...

[書評] 楽しい古事記

「旧約聖書を知っていますか」が面白かったので,再び阿刀田高さんの著書。今度は古事記です。これも面白かったのだけど,「旧約聖書を知っていますか」の方が面白かったかな。とはいえざっくりと,イザナギ,イザナミの話から,24代仁賢天皇辺りまで,古事記の面白そうなエピソードの部分だけを抜き出して軽く読ませてくれる一冊なので,お勧めです。しかしカタカナを覚えるのが苦手で世界史は嫌いだった私としては,日本の神もカ...

[書評] 旧約聖書を知っていますか

旧約聖書。アダムとイブとかが出てくる神話で,世界で最も信者数の多いキリスト教を始め,ユダヤ教やイスラム教の大本となっている,くらいしか認識が無いのではないだろうか。その旧約聖書をものすごく分かりやすく,かつある程度俯瞰的に,解説してくれている一冊。旧約聖書がどのようなもので,キリスト教にどのように繋がっていくのか,ユダヤ社会やイスラム社会がどのような深い背景を持っているのか,これを読めばおぼろげな...

[書評] 自分の小さな「箱」から脱出する方法

他人とのコミュニケーションの本質,奥底にある軸。それを問いかけられる本。ほとんど(全てといっても過言ではないだろう)の人は自分の「箱」の中に入っている。いや,少なくとも24時間365日「箱」の外に出ていることは難しいだろう。しかし,「箱」に入っている間は,理想的なコミュニケーションをとることはできていない。「箱」の中にいるときに,しても無駄なこと1.相手を変えようとすること2.相手と全力で張り合う...

[書評] なぜ宇宙人は地球に来ない?

正直言うとちょっと期待外れ。かなり高い期待をしていたのだけど。なんというか,「ま,そうだよな」というようなことが羅列してあるだけなのだが,本気で「超常現象」を信じている人は,この分かりやすい一冊を一度読んだ方が良い。そうゆう人には目から鱗の一冊になること間違いなしだ。個人的には「超常現象」物は結構好きなので,もっと”超常現象肯定の裏付け”側も充実して欲しかったなぁと思う。単にもっと範囲を絞って深く追...

[書評] 影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣

説得は芸術ではなく科学であるこの本の紹介はこれに尽きる。直接的に誰かを説得する(何かをお願いする)こともあれば,目の前にはいないマス消費者を説得する(購入してもらう)こともある。自分の一言や自分の行動をもって誰かに対して影響力を発揮したい,と思うときに意識したいことが50の事例と科学的証明をもって解説してある。しかも読みやすい。これは必読の一冊。影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣(20...

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